ドロニノ隕石 21g 原石 標本 鉄隕石 アタキサイト ロシア Dronino 1

【サイズ】
約 縦26X横23X高4.8mm
【重さ】
約21.7g
【種類】
鉄隕石 アタキサイト
【発見地】
ロシア連邦リャザン州
【発見年】
2000年7月
【歴史】
総既知重量3トンで、モスクワ在住のOleg Gus kovが、リャザン州のドロニノ村の近くできのこの採集から帰宅していたとき、地面から突き出している40kgの鉄を発見しました。
それが隕石だと疑いましたが確認することができず、次の日にシャベルと手押し車をもって塊を掘り出し、自分の家の庭まで持って戻り、約2年間放置していました。
そのうち、錆が進行し3つの破片に砕けたことから新鮮な表面が露わとなり間違いなく隕石だと確信し、様々な専門家に連絡を取りました。
2003年の初めには隕石として正式に認定され、夏には科学探検隊と隕石ハンターが、深さ0.5x1.5kmの範囲で捜索したところ、大きさが0.2〜2mの600以上の破片(最大250kg)、合計約3000kgを収集しました。
破片の分布は、隕石が直径約30mのクレーターを形成したことを示唆していますが、このクレーターは現在の地形には反映されておらず、隕石の落下に関する歴史的な記録は存在していないため、この地域の人口がほとんどいなかった12世紀よりも早く隕石が落下したのではないかと考えられています。
ドロニノ隕石の塊は激しく風化しており、厚さ1〜3cmの錆で覆われています。
【鉄隕石】
鉄隕石は、分化した小惑星の金属核が起源と考えられており、鉱物的にはニッケルに乏しいカマサイトとニッケルに富んだテーナイトから出来ています。構造によりヘキサヘドライト、オクタヘドライト、アタキサイトに大きく分けられており、構造の違いはニッケル含有比によるものです。
【アタキサイト】
アタキサイトは、ニッケル比が13%以上でテーナイトと微量のカマサイトの細粒混合物、つまりプレッサイトから出来ています。エッチングしても内部には顕著な構造がなく、肉眼での判別が難しいのが特徴です。